DMM WEBCAMPの特徴と受講をおすすめしたい人

1.DMM WEBCAMPの特徴と各コースの紹介

特徴:転職成功率98%(2019年4月時点)。転職できなかった場合、お金を全額返金する制度も条件付きで用意されている。また教育訓練給付制度として、最大で560,000円のキャッシュバックがもらえる可能性がある。
申込可能なコース:短期集中コース / 専門技術コースの2つ
受講スタイル:オフライン・オンラインの併用
価格:短期集中講座 月28,072円 〜
専門技術講座 月々38,706円〜(教育訓練給付制度対象
講師の質:プロの講師

● DMM WEBCAMPの特徴について

DMM WEBCAMPは、転職成功率98%のプログラミングスクールです。元AD・元ラーメン屋店員など、異業種からエンジニアに転職した人もおり、受講生の95%がプログラミング未経験者となっています(数字は2019年4月時点でのもの)。

ちなみにプログラミングを教えるだけでなく、転職までのキャリアサポートも行っており、

DMM WEBCAMP限定の求人もあるようです。

また講座を受講して転職できなかった場合、お金を全額返金してくれる制度もあります(ただし、3つのコースのうち、短期集中講座と専門技術講座のコースのみが対象。また年齢に関しても30歳未満の人限定という条件があり、30歳以上の人は要相談となっています)。

● 申込可能なコースについて

DMM WEBCAMPは、以下の3つの講座を用意しています。

  1. 短期集中講座
  2. 専門技術講座
  3. オンライン講座

※ 2020年7月8日時点、短期集中講座と専門技術講座は、コロナ対策として一時的にオンラインで実施しているようです。直近すぐの申込みを検討されている方は、オンライン上での対応の場合、転職返金制度は適用されるのか、カリキュラムの変更点はあるのかなど、別途カウンセリングの際にしっかりと確認するように注意してください。

1. 「短期集中講座」について

短期集中講座は、3ヶ月でカリキュラムが組まれており、1ヶ月目はWEBサイトの制作や、アプリ開発に必要なプログラミングの基礎( HTML / CSS / JS / JQuery / Ruby / Rails)を学びます。

そして2ヶ月目には受講生同士でチーム開発を経験し、最後の3ヶ月目は自分1人でゼロからWEBサービスの企画・開発〜リリースまでを行い、転職活動の際に必要となるポートフォリオを用意します(キャリアサポートも同時並行で受けられます)。

また教室使い放題、質問し放題となっていることも特徴のひとつです。(ただし学習ステージによって質問対応時間は変わるとのことなので事前に確認が必要。教室は金曜日以外であれば、11時〜22時まで利用可能。)

2. 「専門技術講座」について

専門技術講座は、3ヶ月の短期集中講座の内容にプラスして、さらに1ヶ月、AI教養コース・クラウド教養コースのどちらかを受講できるようにしたコースしたです。

短期集中講座と同様に、キャリアサポートのサービスも受けられますが、専門技術講座は、事前に実施される選考に合格した人のみ受講可能となっています。

3. オンライン講座について

オンライン講座は、8週間/12週間/16週間いずれかのコースを受講する形になっています。進め方は学習コンテンツをオンライン上で進めていく形で、進めていく際にライフコーチ・キャリアコーチ・プログラミングメンターのサポートが受けられようになっています。

ライフコーチ:チャットやWEB面談、電話などにより、モチベーションの維持をサポートしてくれる人。

キャリアコーチ:転職活動のサポートを担当する人。転職サポートは最長1年間まで受けられるようになっている。ただし、転職サポートは契約終了時点で35歳未満の人限定となっており、35歳以上の人は要相談となっているなど、諸々条件がある。

プログラミングメンター:プログラミングに関する疑問点に、テレビ電話で回答してくれる人。質問は13〜22時まで可能。

ちなみにオンラインの場合、転職返金制度はついていませんが、理由を問わず、20日間の全額返金保証制度が付いています。

● 受講スタイルについて

基本的には、オフライン・オンラインのどちらかを選べるようになっていますが、2020年7月時点では、すべて一時的にオンラインでの対応になっています。

● 価格について

・「短期集中講座」の料金

短期集中講座の料金は、一括の場合、628,000円(税別)となっています。ちなみに分割払いも可能で、最大分割した場合の料金は、月々15,500円〜(初回のみ20,843円)となっています。

・「専門技術講座」の料金

専門技術講座の料金は一括の場合、828,000円(税別)となっています。こちらも分割払いが可能で、分割の場合、初回は23,723円、次月からは月々20,500円〜という設定になっています。

またこちらのコースの場合、最大で560,000円のキャッシュバックをしてもらえる可能性があります。

※ このキャッシュバックは、DMM WEBCAMPからもらえるお金ではなく、ハローワークからもらえる給付金になるので注意してください。「専門技術講座」が、経済産業省と厚生労働省から認定を受けたことにより、給付金がもらえるようになっているようです。

また、給付金をもらうためには条件があり、その条件は最寄りのハローワークで確認する形になっているため、事前にしっかりと確認するようにしてください。DMM WEBCAMP側では自分が受給対象かどうか判断することができないため、受講を検討している場合は、無料カウンセリングを利用する前に、ハローワークで確認しておきましょう。

また給付金を申込む場合は、コース受講開始の1ヶ月前までに行う必要があるので、こちらも注意してください。

受給資格や受給の流れなどについてはこちらのページにより詳しくまとまっていますので、チェックしてみてください。

・「オンライン講座」の料金

オンライン講座の料金は、以下のように設定されています。

– 8週コースの場合(転職サポートありの場合)

一括 518,000円 / 分割 20,204円〜

– 8週コースの場合(転職サポートなしの場合)

一括 418,000円 / 分割 15,370円〜

– 12週コースの場合(転職サポートありの場合)

一括 568,000円 / 分割 22,620円〜

– 12週コースの場合(転職サポートなしの場合)

一括 468,000円 / 分割 17,787円〜

– 16週コースの場合(転職サポートありの場合)

一括 618,000円 / 分割 25,037円〜

– 16週コースの場合(転職サポートなしの場合)

一括 518,000円 / 分割 20,204円〜

※延長料金はいずれも1ヶ月につき70,000円(税別)。

● DMM WEBCAMPの講師の質について

ホームページ上には、「プロの講師」と記載されており、講師が現役で働いている人か否かについては確認できませんでした。受講を検討されている方は、無料カウンセリングの際にどのような経験を持つ人が講師を担当しているのか確認してみてください。

2.DMM WEBCAMPをおすすめしたい3つの理由

DMM WEBCAMPの、特に注目したい特徴は以下の3つです。

  1. 20日間の全額返金保証制度がついている
  2. チーム開発を経験できる
  3. オンラインの場合、テレビ電話で質問ができる

1.20日間の全額返金保証制度がついている

DMM WEBCAMPは、オンラインコースの場合、20日間の全額返金保証制度が付いています。これがついていることによって、実際に勉強を始めてみたものの、自分にはプログラミングが向いていないと最初の段階でわかった際に、損をしなくてすみます。

実際にやってみないと、自分に向いているか、自分が楽しいと感じられるかどうかは分からないので、ありがたい仕組みといえます。

2.チーム開発を経験できる

チーム開発を経験できるスクールは、ほとんどなく、基本的には自分一人で開発を進めるスクールが多いため、大きな特徴のひとつといえます。

実際の現場では、様々な職種の人と協力しながら開発・制作を進めることになるので、とても貴重な体験になるでしょう。

※ただしこちらについては、コロナ対策としてオンライン上で進める場合、カリキュラムに含まれない可能性があるので注意してください。

3.オンラインの場合、テレビ電話で質問ができる

DMM WEBCAMPのオンラインコースは、分からないことがあった際に、テレビ電話で質問できるようになっており、こちらも注目したいポイントのひとつです。

基本的に他のスクールはチャット形式で質問する形を採用しているのですが、その方法だと、分からないことを上手く伝えられない可能性もあります。テレビ電話なら、画面を共有したり、口頭で説明できるので、より疑問を解決しやすくなります。

3.DMM WEBCAMPをおすすめしたい人

Ruby(Ruby on Rails)という言語に興味がある人や、分からないことがあった際にテレビ電話を使って質問したい人は、DMM WEBCAMPの無料カウンセリングを受けて、詳細を確認してみましょう。

スクールで学べるプログラミング言語には、PHP、Java、JavaScriptなど、様々な種類の言語がありますが、DMM WEBCAMPが採用しているRuby(Ruby on Rails)は、自社サービスを開発している企業や、スタートアップなどで特に多く採用されている言語です。

自分の興味のある会社が、どんな言語を採用しているか調べてみて、もしもRuby(Ruby on Rails)を採用しているところが多かった場合は、DMM WEBCAMPを候補のひとつとしてピックアップするといいでしょう。

またオンラインの場合、テレビ電話を使って質問できることも、初心者にはありがたい特徴のひとつです。分からないことが連続して発生し、それを解決できない状態が長く続くことが、途中でプログラミング学習を挫折する大きな理由になるといわれているからです。

出来るだけ勉強しやすい環境を整えることは、とても大事なポイントになるので忘れずに覚えておきましょう。

4.無料カウセリングを受けて、DMM WEBCAMPが自分に向いているかどうか確かめてみよう

講座の詳細内容や、キャリアサポートの内容など、WEB上だけでは分からないこともあると思いますので、無料カウンセリングを受けて、疑問点を解消するようにしましょう。

例えば、DMM WEBCAMPの短期集中講座と専門技術講座は、転職できなかった場合に全額返金となっていますが、返金されるためには年齢以外にどういった条件があるのか、専門技術講座を受講したいと考えている場合は、事前にどういった選考が行われるのかなどについても確認してみましょう。

また、現在すぐの申込みを検討している場合は、現在のコロナの状況を踏まえて、進め方はどうなっているのか、制度やカリキュラムに変更点はあるのかなど、しっかりと確認するようにしてください。